4.通す

明日葉/八丈草(アシタバ)

分類
セリ科シシウド属

今日摘み取っても明日また生えるほど生命力がつよい植物で八丈島の郷土食です。繁殖力の強い植物は身体を丈夫にする働きがあるといわれるように、明日葉は血のめぐりを促し血管を丈夫にする働きがあります。

中医営養学

期待される効果
苦甘/微涼
性味
心、肺、脾、胃
帰経
宣発涼血、養血、活血
効能
血瘀証、血虚証、抗老化、血栓予防
適応

本草綱目

鹹草:鹹 芙桑の東に女国があって鹹草を産ずる。葉は邪蒿に似て気が香ばしい。彼の地ではこれを食う。

*扶桑(フソウ)とは中国伝説で東方のはてにある巨木の生えている土地=日本
*女護国・女護ヶ島(ニョウゴコク)は日本に伝わる空想上の地名。この話に八丈島、伊豆諸島があてられた
*漢名:鹹草(カンソウ)和名:明日葉(アシタバ)

明日葉は日本が原産ですが滋養強壮の薬草として中国にまで伝わり秦の始皇帝が使者を派遣したという言い伝えもある。