ごぼうの薬膳効果|便秘解消・デトックスに最適な理由と正しい食べ方
ごぼうはユーラシア北部を原産とし、中国では古くから根や種を生薬として用いてきました。宋代の料理書『山家清供』にも登場しますが、その後は食材というより薬として扱われることが多かったとされています。
ごぼうとは?歴史と特徴【日本だけが食べる野菜】
日本には平安時代に伝わり、当初は薬用として使用していましたが、やがて食用として栽培されるようになり、現在では日常的に食べる文化が定着しました。
実は、ごぼうをここまで日常的に食べている国は、世界的にもほぼ日本だけと言われています。
ごぼうの薬膳効果|デトックス・便秘解消に強い理由
ごぼうの薬膳的な性質は「微涼」でありながら「辛味」を持つのが特徴です。辛味を備えているため発散力もあり、余分なものを除く解毒に働いてくれます。
■ 腸の動きを活発にする(通便作用)
ごぼうに含まれるリグニンは、腸を刺激し動きを促進します。そのため、便秘解消に非常に有効です。また、水にさらしたときに茶色くなるのはこのリグニンによるもの。
■ 体内の老廃物を排出(デトックス)
ごぼうの豊富な食物繊維は、不要なものを絡めとり体外へ排出し腫れ物を鎮めます。体の詰まりを解消することで巡りをよくします。
ごぼうの栄養と薬膳効果を高める食べ方
せっかくの薬膳効果も、調理法によっては弱まってしまいます。
■ 皮はむかない
薬効成分は皮に多く含まれています。よく洗い、こすり落とす程度にとどめるのが理想です。
■ 水にさらしすぎない
長時間さらすと、辛味や有効成分が流れてしまいます。アク抜きは短時間で十分です。
■ 煮すぎない
加熱しすぎると、発散力(巡らせる力)が弱まります。食感が少し残るくらいがベストです。


