薬膳効果
デトックス

水菜の薬膳効果|水分代謝をあげて、むくみ・便秘に効かせる

水菜はシャキシャキとした食感と、さっぱりとした味わいが特徴の葉野菜です。鍋やサラダなど幅広く使われ、日本の食卓に馴染み深い存在です。

水菜は肺に働く|薬膳における基本の考え方

薬膳では、水菜は「肺」に働きかける食材とされます。肺は呼吸だけでなく、「通調水道(つうちょうすいどう)」という働きを担い、体内の水分を巡らせ、皮膚や粘膜を潤す重要な役割を持っています。

体内に余分な水分(湿)が滞ると、水分の巡りが悪くなり、必要な場所へうまく行き渡らなくなります。その結果、本来なら皮膚や粘膜を潤すはずの新しい水分(津液)が十分に届けられず、乾燥や不調が生じやすくなります。
肺の機能がスムーズに働くことで、水分の分配と排出のバランスが改善され、体内の水分代謝が正常な状態へと近づいていきます。

水菜の薬膳効能|むくみ・便秘・痰を改善する理由

水菜は薬膳では水分バランスを整える食材。肺の働きを助け、体内の水分バランスを整え、その結果、肌や粘膜の乾燥対策にもつながります。

■ 利水(りすい)
体内の余分な水分を排出し、むくみを改善します。特に、雨の日に体が重だるい人や、顔や足がむくみやすい人におすすめです。

■ 通便(つうべん)
腸の働きを整え、自然な排便を促します。

■ 化痰(けたん)
余分な水分が停滞してできる「痰」を減らし、咳や喉の不快感を和らげます。

中医営養学

アブラナ科アブラナ属
辛/平
性味
帰経
利水、通便、化痰、補肺
効能
むくみ、便秘、痰
適応

薬膳レシピ「水菜」

余分なものを抱えたまま、きれいにはなれない

体にいいものを入れようとする前に、出すことを考えたほうがいい、と思うことがある。むくみも、だるさも、理由のない不機嫌も、だいたいは“溜め込みすぎ”が原因だったりする。

ちゃんと食べているのに、なんだか重たい。
ちゃんと寝ているのに、すっきりしない。

そういうときの体は、新しいものを受け取る余白を、もう持っていない。

水菜の青さは、どこか潔い。
大根は、内側に溜まったものを静かにほどく。
トウモロコシは、余分なものを外に流していく。
この組み合わせは、確実に整える。

巡りを整える薬膳レシピ|水菜と大根、トウモロコシのデトックススープ

<薬膳ポイント>
トリプルアプローチで、体の中を軽くする一皿です。
水菜:肺を整え、水分代謝をスムーズに
大根:消化と滞りを解消
トウモロコシ:利尿作用で余分な水分を排出

<材料(2人分)>
水菜:1/2束
大根:5cm程度
トウモロコシ適量
生姜:1かけ
鶏ガラスープ:400ml
塩:少々
ごま油:少々

<作り方>
大根は細めの短冊切り、水菜は3〜4cmに切る
生姜は千切りにする
鍋にスープと生姜、大根を入れて中火で煮る
大根が透き通ってきたらトウモロコシを加える
最後に水菜を入れてさっと火を通す
塩で味を整え、ごま油をひとたらし

同じ材料で(水菜、大根、トウモロコシ)サラダにしても良いです。