1.温める

香菜(コウサイ・シャンツァイ・パクチー)

分類
セリ科コエンドコロ属

独特の香りがあり、発汗作用で発疹を追い出す働きがあります。また気の巡りをよくし消化を促進させ食積を除きます。香りと刺激が強いので胃潰瘍の人には適しません。またアレルギー原性をもつため妊婦は胎児のために控えめに。

パクチーは生薬でも使われます

独特の風味から好き嫌いがあり、嫌いな人にはカメムシのような風味があるため和名ではカメムシソウと呼ばれます。
中国では香菜(シャンツァイ)、英語では(コリアンダー)、生薬では芫荽(ゲンスイ)果実は(種子)香辛料のコリアンダーです。

中医営養学

期待される効果
辛/温
性味
肺、脾
帰経
発汗透疹、消食下気、催淫
効能
消化不良(穀物)、腹脹満、頭痛
適応

新華本草綱要

全草:辛微苦/温 有鎮痛、清熱、利湿。用途:腹痛、小便不利

芫荽(げんすい)

薬の分類では「辛温解表」
芫荽(全草)
解表透疹:麻疹の透疹が悪い時にもちいる
開胃消食:芳香開胃するので調味料、薬味に用いられる

禁忌
・麻疹が透疹したら用いない
・多量に食してはならない