5.潤す

落花生(ラッカセイ)

分類
マメ科ラッカセイ属

肺を潤しから咳を解消します。声がれが気になる人は赤い薄皮をついたまま食べる方が効果があります。落花生は脂肪酸が多く食べすぎると消化不良をおこしやすいので、胃腸が弱い、老人は控えめに。
*薄皮には補血効果があり。*日本語では落花生、英語ではピーナッツ。

茹落花生と焙煎落花生

落花生の旬は8月中旬ごろから10月末頃。茹落花生は収穫したての水分の多い瑞々しいうちに茹でるので旬の時期しか食べることができません。一方、焙煎落花生は収穫したあとに乾燥させてから炒めるため長く保存することができます。また乾燥落花生は他にもピーナッツバターや豆菓子などにも利用されます。
*落花生は蕎麦とともに重篤なアレルギーを引き起こす可能性のある食材で特定原材料に指定されています

中医営養学

期待される効果
甘/平
性味
脾、肺
帰経
潤肺止咳、健脾和胃、養血、通乳
効能
から咳、母乳不足、便秘、肌あれ
適応

本草綱目

甘/平 生研:下痰 炒熱:開胃醒脾滑腸。滋燥潤火