胃腸が弱い・疲れやすい人に「和胃調中」と「健脾益気」の力
じゃがいもの薬膳効能は「和胃調中」と「健脾益気」。つまり、胃腸(脾胃)をいたわりながら、気(エネルギー)を補ってくれる食材です。
健脾益気|疲れやすい体を内側から立て直す
「健脾益気」とは、脾胃(胃腸)の働きを高め、気(エネルギー)を補う作用のことで、脾胃は、食べたものから気血を生み出す源であり、薬膳では「後天の本(こうてんのほん)」と呼ばれます。
つまり、脾胃が弱ると、食べてもエネルギーに変わらず、疲れやすい状態に陥ってしまいます。「健脾益気」は、この弱った脾胃を立て直し、体の内側から気を養う働きをしてくれます。
特に、次のような「脾気虚(ひききょ)」の状態の人に向いています。
・疲れやすい
・食欲がない
・元気が出ない
じゃがいもは、この「健脾益気」の代表的な食材のひとつ。消化吸収の力をやさしく高めながら、体に必要なエネルギーを補い、無理なく元気を取り戻すサポートをしてくれます。
和胃調中|乱れた胃腸をやさしく整える
もうひとつの大切な作用が「和胃調中」。これは、乱れた胃腸の働きを、ちょうどいい状態に整える働きです。
・胃の不快感
・食べすぎによるもたれ
こうした状態に対して、じゃがいもは刺激を与えず、穏やかにバランスを整えます。
薬膳では「甘味」は胃を調和させる働きがあり、じゃがいものやさしい甘みが、消化機能をサポートする役目をはたします。

