レモンの薬膳効果|夏バテ・喉の渇き・体調を整える食べ方
暑さで食欲が落ちる季節。喉が渇き、体の潤いが足りないと感じるとき、無性に酸っぱいものが欲しくなることがあります。そんな時、体が求めているのがレモンのような柑橘です。
薬膳ではレモンは体に潤いを生み、暑さによる不調を整える果実。
レモンの薬膳効果|潤いを生み渇きを止める果実
レモンは薬膳では「生津止渇」の働きをもつ食材。これは体に必要な潤いを生み、喉の渇きを止める作用を意味します。酸味は唾液の分泌を促し、胃腸の働きを助けるため、食欲が落ちたときにも役立ちます。
夏バテや暑気あたりにレモンが良い理由
レモンには「清熱解暑」という働きがあります。これは体にこもった熱を冷まし、暑さによる不調を整える作用。暑気あたりや食欲不振、だるさなど、夏の体調不良にレモンの酸味は心地よく働きます。
またレモンにはクエン酸が豊富に含まれており、とても酸味が強い果実です。この酸味は収斂(ひきしめる)の働きがあり、多汗、嘔吐、つわりなどがあるとき食べると収斂作用で症状を緩和してくれます。
またクエン酸は乳酸の蓄積を抑えてくれるため筋肉の疲労回復にも働きます。ただしレモンは酸味が強いため胃腸の弱い人にはむいていないため控えめにした方が良いです。
レモンの皮の薬膳効果|気を巡らせる香り
レモンの皮は薬膳では「枸櫞皮(くえんひ)」と呼ばれます。爽やかな香り成分は皮に多く含まれており、気の巡りを整える「理気」の働きがあります。
香りには気分を軽くする作用があり、気分が落ち込みやすいときやストレスを感じているときにも役立ちます。皮を使うときにはワックスがないものを選んでください。

