血を巡らせる食材
活血の食材は主に温性と辛味の働きで、血行を促進させて淀みのない血の巡りを目指します。
辛味の発散力は瘀血（血の淀み）を散らし、温性は血の巡りを良くします。

瘀血は、血の流れを悪くするだけでなく、時には痛み（月経痛、胸脇痛、肩こりなど）をおこしたり、新しいサラサラ血の生成も妨げたりする厄介な環境です。

薬膳では「気が行かなければ血も行かず、気が滞れば血は凝す」の考え方があるため、理気の食材とあわせて使います。