カリフラワーの美容効果|補脾で肌を整え、補腎で髪のツヤを育てる
アブラナ科のカラシナからブロッコリー、カリフラワー、キャベツはつくられました。胃腸を丈夫にし、補腎にも働くため、アンチエイジング、耳鳴り、発育遅延などに有用されます。
補脾で胃腸を立て直し、気力のベースを整える
カリフラワーの代表的な効能は 「補脾(ほひ)」。脾は、薬膳では、気血のもとを作る工房といわれます。
飲食物から栄養を吸収し、全身に栄養素を送る「後天の本(こうてんのほん)」とされ、生命活動の根本を支えます。脾が弱ると…
・食欲不振
・だるさ
・むくみ
・下痢しやすい
・集中力の低下
といった不調が出やすくなります。
カリフラワーに含まれる甘味は脾をやさしく補い、弱った脾の力を底上げして、気力の源をつくる働きに長けています。
「なんとなく疲れが抜けない」「気力が湧かない」という時は、強い薬膳食材よりも、カリフラワーのような、あたりの柔らかい補脾食材の方が身体をじんわり整えてくれます。
脾を整えると肌が変わる!肌は脾の鏡
脾は食べたものを“気血(エネルギーと栄養)”へと変換する工房のような存在。ここが整うことで、全身に巡る栄養の質が高まり、日々の気力や体調を支える土台が生まれます。
さらに、薬膳では 脾の五華は「肌肉」 とされ、脾の状態がそのまま肌や筋肉のハリ・ツヤにあらわれると考えられています。脾が元気を取り戻すほど、食べたものから得たエネルギーがスムーズに吸収され、細胞のすみずみにまで届きやすくなるのです。
その結果、肌にふっくらとした弾力が戻り、くすみがちな顔色にも自然な明るさが宿ります。カリフラワーは内側から美しさを育てる静かな美容食材と言える存在です。

補腎で老化を緩やかにし、若さの根を守る
カリフラワーは脾だけでなく「腎」を支える働きも持っています。
腎は薬膳では、生命エネルギーを蓄える“バッテリー”のような存在で、成長・老化・ホルモン・水分代謝を司る「先天の本(せんてんのほん)」とされます。
腎の力が弱ると…
・足腰の衰え
・だるさが抜けない
・夜間のトイレが増える
・老けて見える
・髪のコシがなくなる
といった不調につながりやすくなります。
カリフラワーは白く穏やかな見た目とは裏腹に、腎のエネルギーをしっかり支える食材です。慢性的な疲れが続く時、強い補腎食材よりも、こうした負担の少ない、やわらかい補腎が体に馴染みやすいことがあります。
腎を満たすと髪が変わる!髪は腎の鏡
腎は薬膳で、生命エネルギーを蓄える根の力を担い、成長・老化・ホルモンバランスを支える大切な臓です。ここがしっかり整うことで、身体の深い部分にあるエネルギーが満たされ、日々の巡りや活力の質が高まっていきます。
そして薬膳では、腎の五華は「髪」とされ、髪のツヤやハリ、コシの変化は、腎の状態、すなわち老化の進み具合がそのまま表れると考えられています。腎が弱るほど、髪が細くパサつきやすくなり、疲れや冷えも抜けにくくなります。
カリフラワーはこの腎の力を静かに支える、やわらかな補腎食材。内側からゆっくりと、髪の美しさと若さを育てる力を持った頼もしい存在です。

