薬膳茶の資格「薬膳茶エバンジェリスト」と「国際薬膳茶師」

「通学」「通信」選べる薬膳茶の講座

薬膳茶を学びながら資格もほしい。
そんな時は薬膳教室、テレビ、出版物で幅広く活躍される杏仁美友先生が率いる薬膳コンシェルジュ協会の「薬膳茶エバンジェリスト®」はいかがでしょうか。
本部は東京都渋谷区にありますが、全国各地で開催する通学講座もしくはオンラインで学べる通信講座の二つを展開しています。

エバンジェリストの語源は伝道師。つまり薬膳茶を広めて伝えるという使命をもち、未来へ向かう姿勢が込められた資格名称かと思います。
私は2015年の第2期「薬膳茶エバンジェリスト®」を受講し認定証をいただきました。
現在では薬膳茶の伝道師としてご活躍の先生方が多くなり、格段に充実した発展をとげている薬膳茶の資格であると今更ながら誇らしく思います。そして2023年4月から上位の資格「国際薬膳茶師」まで取得できるようになりました。

薬膳茶エバンジェリストを選んだ理由

私は国際中医薬膳師の資格を取得したあとに受講したので薬膳の概念を知った上で選択しました。

国際中医薬膳師を取得すると学術的にもっと知りたい気持ちになり「本格的な薬膳茶」と表現する講座へ傾きますが、将来的に誰かに伝えるならば、薬膳コンシェルジュ協会さんの創りだす、華やかで楽しい、そして周りの人を大切にする雰囲気を体感したいと思って参加しました。

お茶を飲む時間は、リラックス、リフレッシュ

講座内容は薬膳に触れるはじめての方でも参加しやすい形式です。
はじめての方に伝える言葉の運びかた、お茶の素材選び、教え方なども体験できます。

38種類の和洋中のハーブたち

お茶には緑茶、青茶、紅茶、白茶、黄茶、黒茶の6種類の呼び名があります。これらは同じ茶の木の葉からつくられますが収穫後の工程の違いにより色、味、効能が異なります。それらが身体にどのような反応をもたらすのかなど学びます。



そして、お楽しみは和洋中のハーブの飲み比べ。
薬膳的にいえば、温めたり、冷ましたり、補ったり、巡らせたり、途中から身体は大変になりますが、自分で38種類も揃えるのは難しいので、素材の味を知ることが出来るのはとても貴重な体験です。

また症状別の薬膳茶、季節の薬膳茶のおすすめブレンドも試飲しました。

薬食同源の思想で淹れるお茶

認定講座を修了するためには、オリジナルの薬膳茶をつくる課題提出と筆記テストがあります。
私のブレンドは微熱、セキを治める辛涼剤「桑菊飲」の組成を基にブレンドしました。

菊花、桑葉、薄荷など

甘涼軽清の菊花・桑葉は風熱を散らし、薄荷はそれを助けます。
他の受講生の考えたテーマ、オリジナル薬膳茶、講師からのアドバイスも聞けるので、とても刺激になりました。今から思えば私のブレンドは華やかさと自由さがないかもと…ちょっと反省。


薬膳茶の上位資格「国際薬膳茶師」

2023年春に薬膳コンシェルジュさんからお知らせが届きました。
なんと!国際薬膳茶師資格の受験団体として認められ、薬膳茶エバンジェリストの資格を保有している人は、上位の資格「国際薬膳茶師」を目指すことができるようになったそうです。

国際薬膳茶師とは

国際薬膳専業資格評審認定委員会(評審会)が認定した薬膳茶の最高峰の資格で本部は香港にあります。
日本で国際薬膳茶師を率いていらっしゃるのは、日本中医営養薬膳学研究会の梁ペイ先生。私は梁ペイ先生に北京中医薬大学日本校で薬膳を教えていただいた恩師なのでとてもご縁を感じます。そしてなにより安心感を受けました。

今後、薬膳茶エバンジェリスト、国際薬膳茶師が最も発展していく薬膳茶のライセンスになるかと思います。

卒業後も応援してくれます

薬膳茶の資格を取得したあとは薬膳茶の講師、サロンのおもてなし薬膳茶など営利に用いられる方もいらっしゃいますが、薬膳茶を日常のお茶として生活にとりいれる人たちにも配慮があり優しいです。

インスタグラムでは修了生の活躍、薬膳茶ブレンドなど紹介する専用アカウントで応援してくれますし、なによりも代表理事 杏仁美友先生のお人柄に魅力があります。

はじめて薬膳茶を学ぶ方、すでに薬膳の資格がある方にもおすすめな講座です。もっと詳しく知りたい方は薬膳コンシェルジュ協会のホームページまたはインスタグラムをご覧ください。

薬膳コンシェルジュ協会:https://www.y-concierge.info/
Instagram:https://www.instagram.com/yakuzenpr/

関連記事