脾の働きを高め消化を促進する
オクラはアフリカ北東部が原産でエジプトでは古くから栽培され、幕末期に日本に伝来してきました。茹でたり、焼いたり、炒めたり、あえたりと手軽に使える野菜です。
薬膳の効能は胃腸に潤いを与え、消化を促す「消食」の働きがあります。夏バテ、お腹にガスがたまる時、便が固い時に食べると便を出やすくしてくれます。
オクラのネバネバは乾燥便秘に効果
独特なネバネバが美味しいオクラのぬめりは、水溶性食物繊維のペクチンと多糖類のムチンで整腸作用があります。
オクラの「潤腸通便」の働きは、腸に潤いをあたえ便通を良くします。潤い不足によるコロコロ便や乾燥による便秘にはとても有効です。かなり頑固な便秘にはモズクやメカブに混ぜてパワフルなネバネバ食にして食べるとよいでしょう。