薬膳効能とダイエット・筋トレ食として注目される理由
ブロッコリーは低カロリーで栄養価が高く、ダイエット食材や筋トレ食として人気の高い野菜です。
薬膳の視点で見ると、単に体重を減らす・筋肉を増やすだけではなく、胃腸を整え、生命力を支えることが土台になると考えます。
ブロッコリーには胃腸を丈夫にする「健脾胃(けんぴい)」、五臓の働きを調節する「補五臓(ほごぞう)」、腎を補う「補腎(ほじん)」といった効能があり、体づくりを内側から支えてくれる食材です。
薬膳で考えるダイエット|胃腸を整えて無理なく痩せる
薬膳では、ダイエットは単なる食事制限ではなく「脾胃(胃腸)」を整え、余分なものを溜めこまない体をつくることが大切だと考えます。
胃腸の働きが弱ると、栄養をうまく吸収できないだけでなく、体に湿や痰が溜まりやすくなり、むくみや重だるさにつながります。
ブロッコリーのもつ胃腸を丈夫にする「健脾胃」の働きと、五臓の機能を調節し回復させる「補五臓」の働きは、食物繊維が豊富で満腹感を得やすいため、食べすぎを防ぎながら、無理なく体を整えるダイエットに役立ちます。
また、ブロッコリーは胃腸にやさしいため、体力が不足している時や胃腸が弱い人にも向いている野菜です。
薬膳で考える筋トレ食|補腎で体力と精を養う
筋トレや体づくりでは、たんぱく質だけでなく、それを吸収しエネルギーに変える胃腸の力が重要になります。
薬膳では、元気や精力の源となる「気」と「精」を養うことが、持続的な強さにつながると考えます。
特に、腎は精を蓄える臓なので、腎に良いものを食べると生命力や生殖機能をサポートすると考えています。ブロッコリーのもつ「補腎」の働きは腎をケアし、精をつけて老化に抗います。
さらにブロッコリーは蕾を食べる野菜であり、蕾には花が開こうとする開花エネルギー(動かす、開く力)が宿っています。無数の蕾をもつブロッコリーを食べると、気の流れを促し、疲労を緩和する効果を身体の内側から発揮させてくれます。
筋肉を育てるだけでなく、疲れにくく回復しやすい体を支える点でも、薬膳的に優れた筋トレ食材といえるでしょう。

