黒豆は体の陰液(血、津液)を調えてくれます。胃腸の機能を高め尿の出をよくし、血のめぐりを促す働きがあります。黒豆はお正月の定番料理ですが、お酒の飲みすぎ、食べすぎによりむくみには利尿作用が働き、また少量の黒豆ともち米のお粥を食べると胎児を安定させ流産予防になると古来より伝えられています。
腎の働きを助ける黒い食材
薬膳では黒は「腎」の色で「腎」の機能を補います。「精」のつくものを食べると腎に蓄えらることから、腎をいたわり大事にすることが元気の秘訣です。
「精」が十分であれば若々しくいられるので、腎の働きを助ける黒豆は精力がついて、老化を緩やかにする良いことづくめの食材です。
*女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンは大豆より多い