8.出す

ヤングコーン・ベビーコーン・とうもろこしの芯

薬膳効果
むくみ、尿痛を解消

玉蜀黍の軸の効能を適用

ベビーコーン、ヤングコーンは未成熟のトウモロコシで、やわらかい芯やヒゲの部分を食用とします。ヤングコーン・ベビーコーンとしては本草書に記載はされていませんが、玉蜀黍の軸(トウモロコシの芯)の効能がベビーコーンに備わると考えられます。

胃腸を調えてむくみを解消

玉蜀黍の軸(トウモロコシの芯)は「健脾利湿」に働くため、胃腸を調えながら浮腫みを解消します。また頻尿、尿痛がある時にもヤングコーンはおすすめです。

梅雨の薬膳に最適なヤングコーン

ヤングコーンはとうもろこしの栽培過程で収穫されるため、とうもろこしの収穫時期よりも前の5月から6月にかけて収穫されます。梅雨の薬膳では「脾」の機能をととのえ、余分な水分が身体に溜まらないようにするのが大切です。
ヤングコーンをグリルで焼くと、トウモロコシのひげもパリパリ食感になるため一緒に食べると利尿効果が高まります。

中医営養学

イネ科のトウモロコシ属
甘/平
性味
脾、胃
帰経
健脾利湿、清熱利尿
効能
頻尿、尿痛
適応