胃腸を助け肝の働きを回復させるキノコ
一般的にキノコ類は低カロリーで食物繊維が豊富で腸内の老廃物に附着して、便とともに排泄し体から毒素を除く力があります。さらに大腸の善玉菌を増やし消化器系を丈夫にしてくれます。
栄養成分ではエノキタケにはビタミンB1が特に多く、特有の成分エノキタケリノール酸が豊富で新陳代謝を促進させる働きが注目されています。
味は甘く平性で肝の働きを回復させながら、胃腸の働きを助ける平肝和胃の効能があるとされています。
えのき茸となめこ茸の違い
野生のエノキタケは広葉樹の枯れ木に発生し、晩秋から冬にかけて積雪の中でも育つため冬を代表するキノコです。近年では栽培物が主流で、日光を遮りモヤシのように育てたエノキタケを食します。
一方、成長して傘が開き茶褐色のヌメリガあるものをナメタケと称します。