6.補う

南瓜(カボチャ)

分類
ウリ科カボチャ属

胃腸の吸収力を高めて元気をつけます。カボチャは夏から収穫されますが採れたての時期は甘みが少なく貯蔵により甘みが増していきます。気を補い体力をつけてくれるカボチャは慢性の疲労感、便秘に悩む人におすすめです。東洋のカボチャは潤いの性質があるため水太りの人は控えめに。

小豆と南瓜のいとこ煮は体力つけてデトックス!

小豆の煮汁で南瓜を煮てから小豆を加える小豆と南瓜のいとこ煮。南瓜のホクホク感に小豆の風味が加わる美味しい調理法です。薬膳の視点でみると南瓜で体力をつけ、小豆で水分代謝をよくするので夏バテ予防におすすめです。

中医営養学

期待される効果
甘/温
性味
脾、胃
帰経
補中益気、化痰解毒
効能
疲労、息切れ、無力感
適応

新華本草綱要

南瓜:甘/温 補中益気、消炎解毒
茎:甘苦/微寒 清肺、和胃、通絡。用途肺結核、胃痛、月経不順

かぼちゃの種類

西洋カボチャ
スーパーで見かけるのは西洋カボチャ。一般的に甘味が強く食感はほくほくしています。
種類がとても豊富でメインからデザートまで幅広く使えます。

日本カボチャ
料亭などで使われデコボコがはっきりしています。甘味が少なく淡白な味わい。食感はねっとりしています。

カボチャ