体力回復、母乳不足、タウリンの効果
たこは気血を補い、筋骨を強くする作用や出産後の母乳の出をよくします。
弥生時代の遺跡からタコ壺が見つかり日本では古くから食用にしていたことが解っています。日本料理ではボイルしてから刺身にしたり、酢の物、煮だこ、たこ飯などの調理に使用されています。
たこは獲物に咬みついて唾液線から麻酔毒を出すといわれますが、加熱することで分解され肉の部分には存在しないようです。
温性の食材と一緒に食べる
たこの「益気養血」の働きは、栄養不良、血虚による月経不順、母乳不足など体に栄養をつけ改善します。たこは寒性なので温性の生姜、酢などを加えると胃腸を冷やさず食べることができます。
胃腸の弱い人が食べる時は、時間をかけてたこを煮込んでやわらかくして食べると胃腸の負担を軽減することができます。
タコのタウリン効果
旨味のあるタコはタウリンを豊富に含んでいます。タウリンはコレステロールを分解し体外に排出し、肝臓の働きを助けて疲労回復、視力低下予防などの働きをします。