6.補う

蕪(カブ)

分類
アブラナ科

かぶは春の七草のうちのひとつ「すずな」の別名をもち日本では古くから大切な農作物として食されていました。カブは身体を温め、五臓を養い、消化を助けます。カブは脾胃を温めるので胃が重たい、胃腸に冷えを感じる時におすすめです。葉はビタミンが豊富です。

冷えた胃腸には「蒸す」「スープ」で

カブは脾胃を温めながら消化を促す働きがあります。寒い季節や冷え症の人は、胃腸が冷えると上腹部または腹部ガスが充満し胸部が圧迫せられることがあります。そんな時には、カブを蒸し、柚子皮をそえて食べると胃腸の調子をととのえてくれます。

またカブは洋風料理にもよく合います。じゃがいもの代わりにカブを使ったポトフは優しくてさっぱりとした味に仕上がります。消化能力が落ちている時でも安心して食べることができます。

中医営養学

期待される効果
甘苦辛/温
性味
脾、肺
帰経
利五臓、益気消食、開胃
効能
消化不良、便秘
適応

飲膳正要

葉:苦/温、利五臓、軽身、益気
種子:明目
根:甘/平、温中、益気

煮崩れを防ぐ調理法

カブは水分が多く火の通りが早い野菜です。
煮崩れしたカブも美味しいですが、カブの形を美しく残すには、切り口を面取りをしてからたっぷりの出汁を加えて調理するとよいです。