消化不良に効果あり
かぶは日本では古くから大切な農作物として食され、春の七草のうちのひとつ「すずな」とも呼ばれています。
かぶは温性で「利五臓」「消食」の効能をもち、お腹を温め、五臓を養い、消化を助けます。食べすぎ、胃が重たい、吐き気、おなかの張りがあるときにおすすめです。
冷えによる胃の痛みにも
冷え症の人は、胃腸が冷えると上腹部または腹部にガスが充満し胸部が圧迫されて、胃に痛みをともなうことがあります。寒い季節になると胃のあたりが痛みやすい、そんな時には、気をめぐらせる柚子皮をそえて食べると胃腸の調子をととのえてくれます。
胃腸を調える薬膳スープ
またカブは洋風料理にもよく合います。じゃがいもの代わりにカブを使ったポトフは優しくてさっぱりとした味に仕上がります。消化能力が落ちている時でも安心して食べるられるので、胃腸をととのえる薬膳スープとしてお召し上がりください。
カブは水分が多く火の通りが早い野菜です。カブの形を美しく残すには、切り口を面取りをしてからたっぷりの出汁を加えて調理すると煮崩れしにくいです。