6.補う

可可(カカオ)

分類
アオギリ科カカオノキ属

チョコレートの原材料であるカカオは精神的な疲労からくる不安感をやわらげ、体の疲労回復に役立ちます。気を補い、心の機能を強化し、血の流れを良くすることから養心薬、滋養強壮の効果をもたらします。

効果を期待するならハイカカオを

カカオは元気不足や血の滞りを改善する働きがありますが、ココアやチョコレートは砂糖の含有量が多ければ多いほどカカオがもつ性質とは異なります。カカオの働きを効かせたい時はハイカカオ(カカオの含有率が70%以上)のチョコレートのを選びましょう。
*カカオは脂質を多く含むため胃腸の弱い人は食べる量に注意が必要です

中医営養学

期待される効果
苦甘/平
性味
心、胃、大腸
帰経
補気強心、活血化瘀、利水
効能
疲労、倦怠感、小便不利
適応

カカオからチョコレートが出来るまで

カカオは発酵食品

チョコレートの原料であるカカオはミネラルやポリフェノールをを含む栄養価の高いスーパーフードとしても注目されています。

カカオは年間を通して、高温多湿、有機質に富んだ湿った土壌、なおかつ排水が良好なところで栽培されます。果実はラグビーボールのような形をして、木の幹から直接生えてきます。

果実(カカオポッド)を割ると中に、数十個のカカオ豆が入っており、カカオ豆はとても苦い味がします。
その苦さから動物は生のカカオ豆は食べません。

しかし白い果肉に包まれた種を発酵させてからじっくり焙煎すると苦みが弱くなり香ばしい芳香を放つようになります。

焙煎されたカカオ豆をじっくり時間をかけてすりつぶしたものがカカオマス。これに砂糖、乳化剤、油脂などを加えると甘いチョコレートが出来上がります。