5.潤す

鴨肉(カモニク)

薬膳効能
体力低下の改善

体力低下、食欲不振を改善する

日本ではマガモ、カルガモを総称して鴨と呼びますが、中国では野鴨と呼び、なかでもマガモが代表種です。
マガモは皮下脂肪が少なく濃い赤味肉で香りや旨味が強い肉質です。しかし一般的に流通しているのはマガモとアヒルを掛け合わせた合鴨が出回っています。

家鴨(アヒル)は、その肥えなるものをとり、野鴨(マガモ)ははその香りをとる

鴨肉

体の陰液を滋養し、胃の働きをよくして体を丈夫にする働きがあります。胃が慢性的にシクシク痛む、更年期のホットフラッシュなども緩和します。

鴨の肝臓(フォアグラ)

フォアグラは渡り鳥がエネルギーを肝臓に蓄える性質を利用し、干しイチジクを与え飼育された肝臓を食べたのが始まりといわれています。市場にあるフォアグラは主に2種類あります。
・ガチョウの肝臓フォアグラ・オア(foie gras d'oie)
・鴨の肝臓フォアグラ・ド・カナール(foie gras de canard)

鴨肉

カモ科マガモ属
甘鹹/平
性味
肺、脾、胃、腎
帰経
滋陰養胃、健脾益血、利水消腫
効能
陰虚証、脾胃虚弱、遺精、むくみ
適応

鴨肝臓

期待される効果
甘/涼
性味
脾、腎
帰経
補虚損
効能

食療本草

野鴨:寒 主補注益気、消食

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