ザクロの種子と皮の薬膳効能
ザクロの産地は諸説あるがイラン地方が原産で中国へは葡萄とともに入り、日本に10世紀頃に伝来しました。可食部は種の部分で生食、ジュース、シロップ、煮込み料理などに使われます。
用例では皮付きの果実や未成熟の果実を使われており、種子のみがもつ効能とはやや異なります。
種子に含まれる植物性エストロゲン
種子は潤いの性質は口の渇き、声のかすれを緩和します。しかし酸味と渋みがあるので胃腸を刺激しやすいので過食には注意をしてください。
またザクロには女性ホルモンと同じ分子構造をもつ植物エストロゲンはザクロの種子から発見されました。そのため肌に弾力を与えたり、憂うつな更年期障害や骨粗鬆症を緩和してくれます。
皮付き・未成熟果実の効果
未成熟の果実の酸味で収斂作用がはたらき、下痢、崩漏、滞下(おりもの)を改善します。