分類
ブナ科クリ属

栗は腎を保養し筋肉や関節を補強し、胃腸を丈夫にし血行を良くする働きがあるため胃腸が弱く気血の不足した人に適しています。栗を炒めて少しずつ食べると口内炎にも良いです。ただし便秘の人には適しません。

栗の木の薬効

栗は果実だけでなく樹皮は漆かぶれに、葉は喉の痛みに、根は歯茎の腫れなどに木全体が薬として使われていました。渋皮はタンニンが多く含まれているので抗酸化作用があります。

中医営養学

期待される効果
甘/温
性味
脾、胃、腎
帰経
健脾養胃、補腎強筋、活血止血
効能
胃弱、腰や膝の衰え、頻尿
適応

新華本草綱要

果実:甘/温 有補腎、養胃健脾的効能
外果皮:甘渋/平 鼻血、便血、丹毒
内果皮:甘渋/平
葉:治喉痛、火傷