熱を冷まし、湿気を除く
もやしは清熱、解毒、利尿に働き、暑気あたりやむくみの解消に効果があります。熱を冷まし、余分な湿気を除くため梅雨、夏の薬膳には使いやすい食材です。
種子(大豆、緑豆)によって性質の違いがあり、大豆より緑豆の方が熱をさます作用は強いです。脾胃に働くため、食べすぎ、飲みすぎ、便秘の時に食べると滞りによっておこる胃熱をおさえます。
大豆もやし
大豆を吸水させて暗室で発芽させ10~15cmくらいに育てたものが大豆もやしです。
緑豆もやし
緑豆はヤエナリの種子をさしヤエナリはアズキやササゲの近縁種です。種子が緑色をしているため「緑豆」と呼ばれ、発芽させたものが緑豆もやしです。