3.調える

薩摩芋(サツマイモ)

分類
ヒルガオ科サツマイモ属

さつまいもは小児や気血が不足している人に適し、胃腸を丈夫にし元気をつけてくれます。煮る、蒸す、柔らかくして常食すると便秘にも効果があります。
またさつまいもに含まれるビタミンCはデンプンに包まれた形をしているため加熱しても失われにくい特徴をもちます。

便秘解消に効く人と悪化する人の違い

さつまいもの食物繊維は腸内でもほとんど分解されず、腸壁を刺激するため便秘解消にはとても有効です。切ると白い汁が出てくるヤラピンは腸の動きを活発にし食物繊維との相乗効果が便秘を解消させます。

さつまいもは瘦せていている人や胃腸の弱い人にむいています。便秘解消とビタミンCも豊富なため美容食にもなります。しかし、気の滞りによる腹部膨満感がある人が食べるとガスが増えお腹がはってしまう事があるので、太りやすい人、肥満の人は注意が必要食材です。

中医営養学

期待される効果
甘/平
性味
脾、腎
帰経
健脾胃、補気、潤腸通便
効能
脾気虚証、無気力、便秘
適応

東方栄養新書

甘/平 脾胃腎 健脾益気、和胃生津、寛腸通便
美肌、血清コレステロールの低下、抗癌

美味しい色に煮る

クチナシの実と一緒に茹でるとさつまいもの皮の赤と芋の黄色を美しく煮ることができます。
・切り出したあとアクを水で洗いだす
・くちなしの実を砕いてガーゼに包み芋と一緒に茹でる
・煮るときに少量の酢を加えると色がつきやすくなる

クチナシの実は生薬としても使われ「山梔子(さんしし)」とよびます。
薬としての役割は鎮静、消炎、解熱、止血、精神不安など、熱によって引き起こされる症状に使われる。