白きくらげとは「白いきくらげ」で「銀耳(ぎんじ)」とも呼ばれ花びらのような形状をしています。倒木などに半透明のゼリー状の塊をつくり、中国では貴婦人や老人が若さを保つための長寿の薬として珍重されています。
体の体液をふやす作用がとても高く体の潤いを滋補する働きがあり、潤い不足による咳を収め、胃を保養して唾液の分泌を促し渇きを収めます。
宮廷美容で愛された白きくらげ
肺の乾燥状態はすぐに皮膚にあらわれるため、薬膳では皮膚の乾燥がある時は、肺の潤い不足を疑います。みずみずしい肌になるために中国の宮廷婦人たちは美容食材として、白きくらげは、つばめの巣とともに愛された食材です。