7.除く

独活(ウド・ドッカツ)

分類
ウコギ科タラノキ属

日本原産の野菜で若葉、蕾、芽、茎の部分が食用となります。山に自生する山ウド、日のあたらない地下で栽培する白ウドがあり白ウドの効能はやや弱いです。
温性で筋骨に溜まる風湿を除く効果があるため、寒湿による、腰以下のしびれ、関節痛を緩和します。

ウドの生薬名は独活(ドッカツ)

ウドは高麗人参と同じウコギ科の植物です。ウドの根を乾燥させたものを薬として使います。特に湿度の高い時の頭痛、カゼ、足腰などの関節の痛みに効きます。

中医営養学

期待される効果
辛苦/温
性味
肝、腎、膀胱
帰経
袪風除湿、解表止痛
効能
しびれ、関節痛、頭重、風寒湿の邪気
適応

新華本草綱要

独活:根 辛苦/温 袪風除湿、止痛。用途:治風寒頭痛、風湿性関節痛、歯痛。

東京うどの生産

うど栽培の発祥は京都付近と推定され、平安京の貴族たちに珍重されたといわれています。
立川でうどの生産が本格的に生産が始まったのは昭和30年頃で冬場の農閑期の貴重な収入源として栽培が盛んになりました。武蔵野で行われていた室(むろ)での栽培は、立川の地質(崩れにくい関東ローム層や温度、湿度保持)が適していたため、立川が一番盛んになりました。

東京うど